任意整理とクレジットカード

クレジットカードのリボ払いは任意整理で減額!メリットとデメリットを解説

クレジットカードのリボ払い、便利なのでついつい使いすぎてしまいがちです。いつの間にか残高が膨大になってしまう方が少なくありません。

支払えない、どうしよう?と困っているのではないでしょうか?

実はリボ払いは「任意整理」をすると、支払額を大幅に減らせて返済が楽になるケースが多々あります。

今回はクレジットカードのリボ払いを任意整理で減額する方法、メリットとデメリットを解説します。

カードの借金が膨らんでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

計算機を片手に解決策を見つける

目次

1.任意整理とは

任意整理とは、カード会社などの債権者と交渉し、利息をカットしてもらえる手続き。

カード会社などと合意した後に発生する利息や遅延損害金をカットしてもらえるので、借金が「元本のみ」に減額されます。リボ払いのように、手数料や利息が高額になる借金問題の解決には非常に有効な対処方法といえます。

[st-kaiwa1]僕も一度相談を受けました。リボ払いで悩んでいました。[/st-kaiwa1]

もちろん、クレジットカードのキャッシングもショッピングも、両方とも任意整理で解決可能。カードの残債が大きくなって困っていても、任意整理したら総支払額も月々の支払い額も、両方減らせて返済が楽になる方がたくさんいます。

2.リボ払いを任意整理するとどのくらい借金が減るのか?

クレジットカードのリボ払いを任意整理すると、どのくらい借金が減るのでしょうか?

任意整理すると、基本的に「合意後の利息や遅延損害金」がカットされるので、元本のみ返済をすれば完済となります。そして、元本は「5年以内(60回払い)」で支払うのが通常です。この方法で、総返済額も月々の返済額も大きく減る方が多くなっています。

シーソーの画像

減額の具体例

Aさんのケース(リボ払い総額150万円)

クレジットカードのリボ払いの負債が総額150万円、毎月3万円返済中(年率15%)。

この場合、任意整理しなければ概算で完済までに79回(6年半)かかり、総支払額は234万6000円になってしまいます。

一方任意整理をすれば「150万円」を5年(60回払い)で完済できます。月々の支払い額は25,000円にまで減額されます。

総返済額は84万円も減り、早期に完済できる上月々の支払い額も減るので、とても楽になることがわかりますよね?

3.クレジットカードのリボ払いを任意整理するメリット

クレジットカードのリボ払いを任意整理すると、以下のようなメリットがあります。

女性がメリットについて考える

3-1.完済(ゴール)地点が明確になる

借金の残高と完済時期が明確になるので、「いつ完済できるのか」というゴールを明確にできます。リボ払いは利息の支払ばかりで元本がなかなか減らず「いつまで支払えばいいの?」と不安になりがち。任意整理でゴールが明らかになったら安心して完済まで支払を続けられるでしょう。

3-2.返済額が減って楽になる

任意整理すると、リボ払いの総支払額や月々の返済額を大きく減らせます。

これまで支払が家計の負担になって苦しかった方でも、任意整理で借金を減らせたら楽に完済できるでしょう。

3-3.自己破産を避けられる

リボ払いなどの借金を放置していると、どんどん借入額が増えて最終的には自己破産せざるを得なくなるケースも少なくありません。自己破産したら、最低限生活に必要なものを残して財産が没収されるなど、たくさんのデメリットが発生します。

早めにリボ払いを任意整理で解決しておけば、自己破産という最悪の結果を避けられるメリットがあるといえるでしょう。

3-4.手続きが簡単で家族にも知られにくい

家族に内緒で借金している方にも任意整理はお勧めです。裁判所を利用しないので必要書類などもほとんどなく、家族に知られにくいからです。

実際、同居の夫や妻に秘密で任意整理を終えて借金から解放されている方もたくさんいます。「夫(妻)には絶対知られたくない」ならぜひ任意整理を試してみてください。

4.クレジットカードのリボ払いを任意整理するデメリット

任意整理には以下のようなデメリットもあるので注意してください。

女性がデメリットで頭を抱える

4-1.カードを強制解約される

クレジットカードを任意整理すると、そのカードは強制解約されます。これまでのようにショッピングやキャッシングできませんし、光熱費やスマホ代の引き落としもできなくなるでしょう。任意整理前に支払方法を変更しておく必要があります。

4-2.ブラックリスト状態になる

任意整理すると、「ブラックリスト状態」になります。

ブラックリスト状態とは、個人信用情報に「事故情報」が登録されてローンやクレジットカードを利用できない状態。

個人信用情報とは、信用情報機関が管理している個人のカードやローン利用状況に関する情報です。任意整理をするとその個人信用情報にネガティブな事故情報が登録されるので、カードやローンの審査にとおらなくなります。

任意整理後のブラックリスト状態は、5年程度。その5年間はカードやローンを利用できない不便な生活を覚悟しなければなりません。

ただ家族のいる方の場合、家族を本会員とする家族カードなら発行できますし、銀行のデビットカードや現金チャージのキャッシュレスペイなどは利用できます。

5.リボ払いを払えないとき、やってはいけないこと

クレジットカードのリボ払いが苦しくなったとき、消費者金融やカードローンなど他の借金で支払おうとするのは絶対にNGです。そんなことをすると自己破産へ突き進んでしまいます!

そうではなく、早めに弁護士や司法書士に依頼して任意整理で解決しましょう。ブラックリスト状態は5年程度で解消できますし、その間も便利に生活する方法はあるので絶望する必要はありません。

弁護士を連想させる画像

リボ払いで困ったときには勇気を出して、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみてください。

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